File No. 5   ▲Page top
hype
[haɪp]

誇大広告(する)、大げさな売りこみ(をする)

  • She was caught in the hype and bought a nonsense product.
  • This is a hype phrase, and nobody would buy it.

「見たことも聞いたこともない情報をお届けします」→「あちこちの番組で聞いてます」とか、「これであなたの居間が映画館に早変わり!」→「いくら頑張っても、居間は居間でしょう」なんてことで、「大げさで不自然な広告宣伝活動」という意味の単語。動詞として「誇大広告をする」という意味でも使われます。強い印象を残そうという意図も、受け手によっては「何を大げさな」と思われることもあるようで、「あなたの創造力が足りないんじゃないですか」というわけにもいかず、文章を考えるコピーライターたちも大変なのかも。語源は hyperbole 「誇張法」から。また、別の単語で「皮下注射」という意味もあります。

 同義語  puffing, racket, brouhaha, build-up



 File No. 4   ▲Page top
mite
[maɪt]

ダニ

  • You can't see mites but feel them when bitten.
  • She's suffering from mite bites.

梅雨に入りじめじめするころから夏にかけて登場し始める「ダニ」。小さすぎて目に見えないので、「痒い!」とか「チクチクする」などと刺されて初めて存在を感じるわけで、気がついたら体中あちこちにピンクの水玉模様のようになっていたなんてことも…。まあ、あまり掃除もしないのもよくないのでしょうが、ただでさえ忙しい毎日、掃除ばかりしているわけにもいきません。そこであったらいいのが「ダニールンバ」。部屋の隅々まで巡回しながら、ふとんの中のダニーや人間の皮膚の上のダニーたちもどんどん吸い取ります…。語源は古英語の mīte


 File No. 3   ▲Page top
in situ
[in sáɪtju:]

そのままの場所で、そのままの状態で

  • The company developed a new in-situ real-time monitoring system.
  • The internal temperature can be measured in situ without removing it from the process.

医学や検査機器などでよく目にする言葉です。決定的な日本語訳はむずかしく、in situ とそのまま表記されていたりします。in situ とは、ラテン語で in (original) position といった意味を持ち、生体内の位置そのままの条件や、実際に検査が行われるそのままの場所といった意味で使われます。わかりにくい概念ですが、たとえば、肉眼ではチェックすることができないような極端に厳しい環境において、実際どんな現象が起きているかなどを、まさにその場にいるような感覚で見られるようにした方法なり装置なりを in situ 観察法、in situ 分析装置というふうに使われます。


 File No. 2   ▲Page top
stoic
[stɪk]

冷静な、苦痛などに感情を見せない様子

  • She is a stoic person who never shows her tears.
  • He went through his pain with a stoic attitude.

ギリシア哲学ストア派から発生した言葉。賢者は、喜びや苦痛などに左右されず、一切の感情から自由になるべきだという思想から、特に苦境や逆境などに影響されず、無関心でいられるという意味。まわりのいろんな出来事に感度良く反応してしまう人にとって、大変うらやましい性格ですが、「やりました!成功です」 「あ、そう…」とか、「○○さん、お誕生日おめでとう。はいプレゼント」 「了解しました」というのも味気ないし、「火事です!早く逃げてください」 「そうですか。考えときます」というのでは間に合いません。


 File No. 1   ▲Page top
forty-something
[fɔ:(r)ti sʌmθɪŋ]

四十がらみの、四十代の

  • The man is a forty-something father of three.
  • She is now a forty-something woman who only cares about her money.

「ぼうや、いくつ?」と聞かれてさっと差し出す指三本。あるいは、元気よく「10歳です!」などと答えていた時代はいつのことやら、年月が経つにつれて「二十ウン歳です」などあいまいになり、なかには「何十ウン歳ですわ」などとさっぱりわからないような答えもあったり…。ところがこれが100歳を超えると、「101歳です」「わしは102歳じゃ、わしの勝ちじゃの」など、がぜん重要性を持ってきたりします。というわけで、どうでもいいお年頃を表現するときの言い方。同様に、thirtysomething 「三十代の」、fiftysomething 「五十代の」というふうに使います。



A Word a Day Top Page  トップページへ



 英単語リスト 

 ページリスト 
 ページリスト

 これまでの今日の英単語 
Page475 |  Page474 |  Page473 |  Page472 |  Page471 |  Page470 |  Page469 |  Page468 |  Page467 |  Page465 | 


▲Page top