File No. 1895   ▲Page top
gash
[ɡæʃ]

深い切り傷(をつける)

 He was badly hurt with a gash in the leg.
 She gashed her foot with a broken piece of glass on the floor.

一口に「傷」と言っても、「かすり傷」や「引っかき傷」 (scratch) ではなく、ざっくりといった深い傷のことで、ある程度の長さもあります。したがって、その原因なども、「ちょっとネコに引掻かれまして」とか、「美しいバラの花のとげが…」といった生易しいものではなく、刃物のような鋭いもので切った(切られた)という場合で、傷口を縫う必要もあります。ちなみに、ドラマなどで勇敢なヒーローが、一時的に敵から逃れたときなどに、麻酔なしでうめきながら自分で縫っていたりする傷も、たいていこの類だと思われます。語源はラテン語の charaxare 「傷をつける」で、ギリシア語の kharassein から。

 同義語  cut, tear, split, slash, slit, gouge, incision


File No. 1894   ▲Page top
manslaughter
[mænslɔ:tə(r)]

殺人、過失致死

 The owner of the dog was charged with manslaughter.
 As the defendant intended to kill, he is guilty of murder, not manslaughter.

物騒な話ですが、一言で「殺人」といっても、まず、「右手に銃を持ったまま死んでいますから、自殺 (suicide) ですね」「いや、彼は左利きだ。これは他殺だ」など、自殺か他殺かというときの「殺人」は homicide 。そして、獰猛な犬が人を殺してしまったという場合、「飼い主には殺人の意志はなかったので、過失致死だ」というときに使うのがこの manslaughter で、殺意がなく過失での殺人を言います。「いや、それは違う。飼い主が、被害者に向かって犬をけしかけたのを目撃した人もいるぞ。これは murder だ」というわけで、殺意のある殺人は murder 、罪もそれだけ重くなります。


File No. 1893   ▲Page top
fable
[fbl]

寓話、教訓物語、伝説、作り話

 It is a fable about a con man who took poor people's money.
 The Fox and the Grapes is one of the most famous fables.

ずる賢い人間にいい加減に頭にきたキツネとタヌキ。次の日、タヌキは、善良な人間たちに化けた100人の仲間といっしょに、シャホチョーとかいうお役所に行き、みんなで一斉にネンキンとかいうお金を払った。そこへ、ケーサツとかいうところの一番エライ人に化けたキツネが登場。「ショクインのみなさん、これから持ち物検査をします」と調べてみると、出てくる、出てくる、ポケットから財布から、葉っぱに姿を変えた紙幣がどっさり… ということで、動物を登場人物にたとえた教訓的な話という意味の単語。語源はラテン語の fari 「話す」。しかし、いくら寓話を作っても、まったく懲りないというのが人間のようで…。

 同義語  legend, myth, parable, allegory, tale, fantasy, myth





File No. 1892   ▲Page top
laitance
[ltns]

レイタンス

 Remove laitance from the concrete surface.
 To minimize the accumulation of laitance, bleeding should be minimized.

「今日はひとつ、家を建ててみよう」(そんなに簡単には建ちませんが)というときには、まず、コンクリートでしっかり基礎作り。そろそろ、固まったかな?というときに、「あっ、粉をふいているぞ!」など、コンクリートの表面に堆積して薄い層を作ったようになっているのが、レイタンス。コンクリート内に含まれる不純物が表面に浮き出て形成されるようです。で、「じゃ、この上にもう一度コンクリートを打とう」というときに、「ただのコンクリの粉だ、気にしない、気にしない」というのではいけないようで、きちんとこのレイタンスを取り除いてから継ぎ打ちしないと、一体化せずに、弱い基礎になってしまうのだとか。語源はフランス語の lait 「ミルク」。


File No. 1891   ▲Page top
samizdat
[sa:mɪzda:t]

(ソ連などの)地下出版(物)

 This is a samizdat publication that circulated throughout the nation.
 Once he was operating a samizdat network in Russia.

「こんなものが見つかりました」「なに?モグラ通信?」(架空)「はい、地下に関する出版物のたぐいかと…」「うむ。で、どこで配布されているんだ」「地下鉄の乗客などをターゲットにしているようです」「で、内容は?」「地下鉄駅周辺のグルメ情報とか、地下鉄クイズ、それから…」というのではなく、言論の自由などが制限された国などで秘密裏に行われる違法な出版やその出版物を言います。主に、旧ソ連やその周辺の社会主義国における地下出版(物)を指します。語源は、ロシア語の sam 「自身」と izdatel'stvo 「出版」の造語で、ソ連の国家出版組織、Gosizdat をもじったものではないかと言われています。



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