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 File No. 830  
nunchaku (numchuck)
[nΛnt:k(u:)]

ヌンチャク

Nunchaku (Nunchucks) are a good way to build wrist and forearm strength.
Kung Fu stars often use nunchucks in movies.

アチャー!などと奇声を上げながら、一昔前ならブルース・リー、ちょっと前でジャッキー・チェン、そして最近ではゼット・リーさんなどが戦うときに時々使ったりするモノ、ご存知ヌンチャク。2本の木製の棒を鎖や紐でつないだ武器のことで、たいていは複数扱い。nunchakununchucknumchuck などスペルにはバリエーションがあります。語源は、台湾語(福建語)の neng-cak (neng-chatkun) で「両節棍」という農具の名前。それが日本の沖縄に入り、武器として使われるようになったという説もあります。



 File No. 829  
indomitable
[indmtbl]

屈服しない、不屈の

His power is indomitable, and his strength is without comparison.
She is indomitable with great courage and stamina.

こうだと決めたら(思ったら)とことんやるという性質のことを言います。その過程において、そんなことやってどうすんの、ムダな努力するより楽しく過ごそうぜ、といった周囲の誘惑には動じません。こういった精神がなければ何事も達成できないわけで、なかなか結構なことですが、ひとつ注意したいのは、自分の目的達成のために周囲を無理やり巻き込むこと。自分にとって良いことが他の人にとって良いことだとは限らないかもしれません。語源はラテン語の indomitabilis (in- + domitare) で「飼いならすことができない」。



 File No. 828  
denizen
[dénzn]

住人、生息者、帰化人

This handsome woodpecker is a denizen of oak woodlands.
He soon became a denizen of the internet community.

一日中パソコンに向かっているのは「インターネットの住人」、外回りと称して喫茶店で過ごしている「喫茶○○の住人」、最近、近くの森にサルが「生息」していて留守中の民家に入りびたり、冷蔵庫を開けて晩餐会をしているなど、ある特定の地域や世界にずっと入りびたりになっていたり、住んでいたり、よく出没する人間や動物、植物などを言います。法律的な意味で、市民権の一部を認められて生活する外国人、または帰化人を指す場合もあります。語源はラテン語の deintus 「中から」といった意味の言葉。



 File No. 827  
lexicon
[lékskn]

辞書、語彙集、目録

We also have a lexicon of sports terms which you will find very useful.
There are many lexicons of the original languages to help you understand the original meanings of Greek words.

○○大英和辞典などの辞書だけではなく、特定の分野やテーマに関連した用語集、あるいは、個人が持っている語彙力などを表します。語源はギリシア語の lexikon で、lexikos 「言葉」という単語の中性形。ところで、語彙力は自分の考えや気持ちを表現する武器になり、まず、母国語である日本語の語彙を鍛えることが大切。「チョー○○」や「カワイイ」だけで済ますのではなく、いろんな言葉を使って物事を表現できるようになると、もっと英語の学習も楽しくなりそうです。



 File No. 826  
cairn
[kern]

ケルン、石塚

There was a cairn at the side of the road.
A long cairn lies along the slope of a rise in a boggy area.

ドイツの都市「ケルン」(Cologne またはドイツ語では Koln )ではなく、ここでの「ケルン」は、登山道などに立っている塚のことで、目印として使われます。一般的に cairn と言えば、目印や記念を目的に、いくつもの石を積み上げて作られるものを表します。語源は、スコットランドやアイルランドにおけるケルト語源の言葉で carn 。また、ケルンテリア(Cairn terrier )といえば、小型で毛皮ふさふさの犬。ケルンのある場所で狩猟を行うときに使ったことからこう呼ばれるようになったそうです。起源はスコットランド。



 File No. 825  
clasp
[klæsp/kl:sp]

留め金(で留める)、固く握る

He clasped his hands together and asked God to help him find a job.
The collar is held with a clasp, usually a gemstone.

部品や物などを合わせて固定し、留める役割をする留め金、あるいはそれに似たものを言います。手や腕を使って相手の手や腕を固定するという意味もありますが、言い換えれば「握る」(grip)ということを物理的に表現しているとも言えます。 clasp one's hands together と言えば神に祈るときのような手を組み合わせた状態で、clasp with a brooch と言えば、服などをブローチで留めることを言います。語源は中世英語の claspe で、その元は古英語の clyppan 「握る」。



 File No. 824  
intrepid
[intrépid]

勇敢な、大胆不敵な

He is an intrepid explorer adventuring into the unknown world.
An intrepid designer would come up with such an unimaginable idea.

ジャングルでヘビに巻きつかれ、川でワニに追いかけられ、未開地では人食い人種に食べられそうになり、空からは火星人に誘拐されそうになったり、いろんな危ない経験をしながらも、彼は決してひるむことのない冒険家。ということで、恐れを知らず、不屈の精神を持ち、最後まで粘り強く頑張るという意味があります。語源はラテン語の intrepidus で、否定の接頭辞 in  trepidus 「警戒している」から。



 File No. 823  
foray
[f(:)rei]

襲撃(する)、進出(する)

The company has forayed into retail business to expand its share in the domestic markets.
He forayed into graphic design and later into webdesign.

もともとは略奪品を求めて襲撃するという意味でしたが、最近では、軍隊などの進出や突撃という意味で使われます。また、これまでは俳優をやっていたが政治家になることにしたとか、お風呂屋さんを経営してきたが有料プールを経営することにしたなど、これまでの分野とは違った新しい世界に進出するという意味もあり、むしろ、こちらの意味で使われているほうが多いようです。語源は古フランス語の forrier 「食べ物をあさる」。



 File No. 822  
waif
[weif]

浮浪者、野良動物、持ち主不明の物

The kitten was a waif left alone in the box placed in the park.
He was a waif and adopted by a kind, rich man.

戦争などで家や保護者を失い道端などで暮らしている子供や、飼い主のいない野良犬や野良猫、あるいは、さまざまな理由から公園や駅構内などで生活しているホームレスの人などのことを言います。また、偶然見つかった持ち主不明の物などを表現する場合にも使われます。無造作に紙袋に入れられた1000万円など、高価なものであればあるほど、持ち主不明というのは気味悪いものです。語源はスカンジナビア語で「紛失した、持ち主不明の」という意味の言葉から。



 File No. 821  
ringlet
[rílt]

巻き毛、小さい輪

A little girl, with blonde ringlets, blue eyes, and rosy cheeks was standing at the door.
Ringlets on the surface are the sign that fish are rising.

西洋人にとってストレートな黒髪がエキゾチックなように、金髪の巻き毛は東洋人にとってちょっとうらやましい。別に金髪だろうが赤毛だろうが、色は関係ないのですが、くるくると巻いた愛らしい巻き毛。その他、「小さい輪」とか「小さい輪状のモノ」を言います。魚などによって早朝や夕方にできる水面の小さな輪のような波紋、カール状にくるくる巻いた形のパスタなど、小さな輪のようなものを形容する場合に使います。 ring に小さいという意味の接頭辞 -let をつけてできた言葉です。



 File No. 820  
limpid
[límpid]

澄んだ、透明な、鮮明な

There was a studio portrait of a young woman with limpid eyes.
The water is limpid and clear, and wildlife remain untouched.

雲ひとつない澄み切った空、そして、さらさらと流れる小川の水も透き通っている。といった透明感があり、澄み切った様子を表す言葉です。また、世の中の裏も表も知り尽くしたギンギラギンの目つきではなく、純真な子供などの澄んだ瞳などを形容する場合にも使われます。汚れや濁りがないピュアな美しさを表します。語源はラテン語の limpidus で、lympha 「水」という言葉から派生したという説があります。



 File No. 819  
kinetic
[knétik/kain-]

運動の、動きの

Kinetic energy is the energy an object possesses when it's moving.
Recent children should be engaged in more kinetic activities - running, jumping, skipping and so on.

動いている物体が持っているという運動エネルギー(kinetic energy)、リズムをとらえて自由に動きまわるダンスは運動の芸術( kinetic art)など、「運動の○○」という場合に使います。運動と言っても痩せるためには運動が必要だとか、健康維持には適度な運動が一番、といった exercise のことではなく、物体などが動くこと。活動的、活力がある、ダイナミックなといった意味合いもあります。語源はギリシア語の kinein 「動く」。



 File No. 818  
jalopy
[dlpi/-lpi]

おんぼろ車、ぽんこつ車

If your car is a jalopy, park it in the street away from your house.
The plant is a jalopy, though the CEO claims it's new and safe.

昔、「田舎のバスはおんぼろ車…」という歌がありましたが、古くなってボロボロになった車などを言います。車だけでなく、バイクや自転車、工場などの建物に対しても使われます。田舎には都会で使い古したバスや電車の車両などが回ってくるのが常。確かに、古い車両がのどかに走っているというのが風情かもしれません。山、川、田んぼの風景のなかを縫うようにして500系のぞみが… やはり、牧歌的な癒しが壊れてしまうような気がします。語源は不明。



 File No. 817  
gush
[Λ]

噴出する(させる)、大げさにしゃべりたてる、熱狂

As they were digging deep into the ground, suddenly hot water gushed out of the ground.
Mother gushed over my talent and encouraged me to do some more.

最近は宇宙に行ったりしてお忙しいようですが、あのジェイソンさんが出てくるスプラッター映画。腕や首などが飛びかう中でダバダバと噴出す血しぶき。ということで、血や水などを噴出させたり、噴き出したりすることを言います。噴出するのは液体だけでなく、うちの子はすごい!など、あふれんばかりの愛情、激しい感情などの噴出、また、この前の台風でビルが吹っ飛んだなどと、大げさにしゃべりたてたりすることを言います。語源は中世英語の guschen 



 File No. 816  
catcall
[kætk:l]

激しい叫び、鋭い口笛、やじを飛ばす

Some viewers booed and made catcalls when the film ended.
The audience made catcalls at his speech.

今回のアジアカップのときのとある国のブーイングは物議をかもし出しましたが、スポーツチームが試合をしている最中とか、誰かがスピーチやパフォーマンスをしている最中などに、ピーピーとか口笛を吹いたり、ぎゃーぎゃーと叫んだりすることを言います。スポーツだけでなく、日本の国会などでも、とても分別のある大人の発言だとは思えないような野次が飛んでいたりします。というわけで、大声や鋭い声・口笛などで表現する不快感や不信感、またはその動作を言います。



 File No. 815  
query
[kwíri]

質問(する)、疑問(に思う)、クエリ

A query is a set of instructions to find the data you want to see.
He put a query into an Internet chat room about the subject.

 ask a question をあらたまって言うときに使う「問い合わせ(をする)」という言葉。しかし、今や問い合わせをする相手も人間ばかりとは限りません。データベースなどの管理システムに対して行う問い合わせ(処理要求)もクエリと言い、IT 時代と言われる今日この頃、よく見かける用語です。データを検索、更新、削除などの命令をシステムに発行するときに使われ、「30歳代の独身で年収○円以上の人」だけを抜き出すとか、「あいうえお順に並べる」といった並べ替えも指示することができます。語源はラテン語の quaerere 「聞く」。



 File No. 814  
choker
[tóukr]

息を詰まらせる物(人)、チョーカー

There is a choker around her neck and bracelets on both her arms.
If he was a choker, he would not have won all those titles.

choke 「息を詰まらせる」という動詞の名詞形で、息を詰まらせる人や物。文字通り、首を絞めて殺す人といた怖い意味もありますが、一般的に使われるのは、「極度に緊張したりして物事を上手く達成できずに失敗する不幸な人」という意味。自分で息が詰まっているのか、リラックスできないのが問題です。その他、ネックレスの種類で、首輪のように、首にピッタリと巻いて身に付ける短いタイプのものを指します。ネックレスだけに限らず、襟元を首のあたりで締め上げた詰襟のこともこう呼びます。



 File No. 813  
haul
[h:l]

ぐいぐい引っ張る(こと)、稼ぎ、大漁

The thief's haul included a pearl necklace with a diamond clasp.
He decided to haul the car all the way to home.

スーツケースやベビーカーなど、比較的軽くて簡単に引っ張れるものではなく、クルマや金庫、動物なら象など、どちらかというと重たいものを機械なども使いながら牽引することを言います。また、名詞として使うと、「引っ張ること」という意味の他に、漁などでひとつの網にかかった捕獲高という意味や、泥棒が盗んでいった一連の窃盗品を表す場合にも使います。(泥棒仲間の間ではよく「稼ぎ」などと言われますが。)語源は中世オランダ語などゲルマン系の言葉の halen 「引く」が古フランス語の haler を経由して英語に入りました。



 File No. 812  
principality
[prìnsplti]

公国

Monaco is a principality located on the Mediterranean coast.
Wales is a principality of the island of Great Britain.

モナコ公国、リヒテンシュタイン公国、アンドラ公国、そしてウェールズ公国など「公国」がつく国を言います。「王子(prince)が治める領土で、その領土の名前が王子の称号ともなる」といった定義がなされており、Prince of Wales と大文字で書けばイギリスの王子に与えられる称号であり、ウェールズ公国の統治者を表します。しかし、その起源たるや、もともとは「統治者(prince)」という意味で使われていたとか。それを代々王子に引き継がせるようになったことから、公国は王子が治める国という定義ができたようです。



 File No. 811  
keen
[kí:n]

人の死を嘆き悲しむ、哀歌

The keening women were an important part of Irish funerals.
They keened and wailed outside the gates for hours.

「鋭い」という意味だけでなく、人の死を嘆き悲しむという意味があります。さまざまな国の文化において見られる「泣き女」。女性の武器は「涙」だから、ということではありません。お葬式などで行列に加わり、死者のために泣く役割の女性たちを言います。この場合、誰にも聞こえないようにしくしく泣くとか、ふとんを被って人知れず泣くというのではなく、大声を出して、身振り手振りなど、全身で悲しみや嘆きを表現するというニュアンスが含まれます。語源は、アイルランド語の caoinim 「嘆き悲しむ」。



 File No. 810  
mentality
[mentlti]

精神性、考え方、ものの見方、性格

The film catches the mentality of teenagers very well.
It's hard to change the mentality of employees of big companies.

太い眉毛がダサイとか、終身雇用制が崩壊した世の中をチャンスだと思うのか、安定が無くなったと嘆くのか、モノの見方、感じ方は世代や個人によっても違います。残念ながら、一言で適切に表現できる日本語はありません。要は、ある事象や物事に対して、どう感じるか、どう解釈するかといった、ある程度、恒常的・習慣的な精神の態度とも言えます。考え方、モノの見方、知性レベル、精神状態など、文脈によってその都度適切な訳語を当てはめるしかなさそうです。



 File No. 809  
japan
[dpn]

漆、漆塗りの、漆を塗る

This is a laminated sheet of paper with a japanned lacquer finish.
Japanning is a method and a style of protection and decoration.

メダルラッシュが続くオリンピック真っ只中、頑張れ!ニッポンということで、 Japan から派生した言葉で、漆(うるし)塗り、漆を塗るといった意味があります。漆には lacquer という単語もありますが、 japan のほうは、漆のような表面加工をするといった意味でも使われ、金属の上からアスファルトなどを混ぜた素材でコーティングをする加工のことを指す場合もあります。また、漆器のような日本的な方法で作られた作品という意味もあります。いろんな意味で頑張るニッポンというわけです。



 File No. 808  
gadget
[dit]

便利なおもしろグッズ、仕掛け

A gadget is usually something that you wish you thought of but someone else did first.
The instrument is a gadget invented by a Russian this year.

足の蒸れを防ぐ指無しソックスとか、雷を防ぐ避雷針傘、クリックするだけでツボ押し効果のあるマウスなど、こんなモノあったら便利でおもしろいといった類の小物のこと。ただし、新奇であることが条件。古いところで言えば、洗濯機のゴミ取りネットなどが挙げられますが、実用新案と言われる小物類などもこれに相当します。日本人はとくに gadget が好きだとか。語源は、辞書などでは「不明」とされていますが、フランス語の gachette 「錠の仕組みを指す言葉」という説もあります。



 File No. 807  
kitty
[kíti]

掛け金、共同の積立金

We have a kitty of money to cover unexpected expenses.
The group share a kitty totaling more than $30,000.

新撰組バージョンとか、北陸版キティー、忍者キティー… といったキティーちゃん(子猫)だけではなく、共同で出し合ってキープしている資金という意味もあります。ポーカーなどのゲーム用に出し合った掛け金とか、会社などで慰安旅行のために共同で積み立てているお金などがこれに当たります。語源は、「お始めキット」や「学習キット」など、一そろいセットの意味の kit 



 File No. 806  
vituperate
[vaitjú:prèit/vi-]

ののしる、どなりつける

She used to vituperate her husband in public.
Before vituperating those who do not accept your idea, try to learn about the different view.

「あのぅ… 家の中に入ってもいいかなあ」と恐る恐る聞いた彼に妻は、「まだ部屋の掃除が終わってないでしょ!自分のことしか考えていないんだから」とどなりつける。相手が間違っているから叱っているのか、ただ単に感情をぶつけているのかわからないが、とにかく、厳しく非難したり、ののしり言葉を浴びせたりすることを言います。語源はラテン語の vituperatus vituperare 「過ちを犯す」という言葉の過去分詞。



 File No. 805  
tract
[trækt]

土地、広がり、〜系(解剖)

Patagonia is a vast tract of land encompassing the entire lower tip of South America.
He is suffering from disorders in the digestive tract.

地平線の向こうまでずっと平原が広がっているといった土地などの「広がり」。また、異次元の空間に出るとそこには無限の時間の広がりが… といった、場所や時間の空間の広がりを言います。その他、呼吸系、消化器系など、身体のパーツや器官が集まって、あるひとつの役割を果たしている系統を指します。語源はラテン語の tractus 「描くこと、広がり」。



 File No. 804  
chaff
[tæf/t:f]

穀物の殻、もみがら、くず

They modified farm equipment designed to separate chaff from wheat.
I've noticed some coffee beans have chaff left in the cavity.

日本人の主食「ごはん」。最近では魚の切り身がそのまま泳いでいると思っている子供がいるようですが、ごはんに対しても、米の粒がそのまま生えているわけではありません。収穫したお米を脱穀して中身と殻に分離させ、その中身が米というわけです。ということで、米だけに限りませんが、穀物を脱穀したときに出る「殻」のことを言います。当然のことながら、脱穀したあとの外皮を「殻」 chaff というわけで、まだ米にくっついている状態のときは hull  husk 「外皮」のほうが適切でしょう。語源は中世英語のchaf。



 File No. 803  
reserved
[rizr:vd]

遠慮がちな、打ち解けない、無口の

She is a reserved and quiet girl who loves reading.
He is facetious and easy with his friends, but when with strangers, he is reserved and serious.

「予約」するだけでなく、いざというときのために「蓄えておく」という意味や、コメントなどを「差し控える」といった意味があります。過去分詞的に形容詞として使うと自分自身を内に蓄えておくということか、「遠慮がちな、おとなしい性格」ということになります。当然、遠慮がちだというのにベラベラしゃべることもありませんので「無口」になります。また、無口になれば、お世辞を言ったり、馴れ馴れしくしゃべったりということもないので、「打ち解けない」というふうに思われてしまいます。しかし、実際打ち解けていないかどうかは本人にしかわかりません。



 File No. 802  
coterie
[kóutri]

同人サークル

He joined a coterie of avant-garde poets.
Moon Rabits is a coterie of pastry chefs and confectionery cooks.

とあるゲームの同人グループとか、アニメや小説の同人サークルなど、どちらかと言うとマイナーな共通の趣味、話題、目的などを共有する人たちの集まりのことで、一般の人が気軽に参加できるものではなく、どちらかと言うと自分たちだけが親密な関係を作る排他的な傾向があります。感性が似通っていることから居心地は良いのですが、多様性を楽しむとか、異質のものを取り込み進化するといった性質はほとんど無いと言っても良いでしょう。語源は古フランス語の cotier 「土地を所有している農民」といった意味。



 File No. 801  
flail
[fleil]

殻竿(で打つ)、振り回す

He flailed his arm wildly, trying to get the insect off his finger.
She flailed at the water in panic.

エジプトの王が手に持っていたという殻竿(からざお)。世界でもバリエーションはあるようですが、基本的には、昔、穀物を脱穀するために振り回して使った農具のこと。それが発展して武器としても使われました。また、動詞として使うと、腕などを振り回すという意味で、腕についた何かを振り払うときや、台の上などでバランスを取るために腕を動かす、水中で溺れそうになって腕をバタバタさせるといった状況で使われます。語源はラテン語 flagellum が古英語の flegel へ変化。また、殻竿について知りたい方は下記のサイトへ(アメリカ)。

http://www.americancenturies.mass.edu/collection/itempage.jsp?itemid=12902


 File No. 800  
wigwag
[wíw]

信号を送る

A man was wigwagging to some group across the river.
They tried to wigwag me to tell everything was o.k.

赤揚げて、白揚げないで赤降ろす… といった赤白旗ゲームではなく、旗や手ぶりなどを使って「信号」を送るという意味です。英語の方言であった wig 「動く」が wag 「振る」という単語とくっついてできた言葉。その生成から見てもわかるように、動いたり振ったりするのが基本です。当たり前のことですが、暗黙の目配せをするとか、岸の向こう側の人に何かを伝えようとするといった、話し言葉が通じない環境においてしか使われません。



 File No. 799  
elate
[iléit]

元気づける、得意にさせる

The thought elated him at the same time as mildly frightening him.
She was elated when she had a baby boy.

息子は隣のさやかちゃんとデートだというのでウキウキ状態。お父さんはやっと念願の部長になれて大満足。お母さんは久々の同窓会で温泉ツアーでワクワクモード。モノやコトを主語にして人に喜びや自信を与えるという意味。成功によって自信がつき、希望を持つことで元気になれ、好きなことをやることで楽しくなる。そういったことがもっと自由にできるようになると世の中も良くなってきますね。語源はラテン語の elatus 「高揚させる」。



 File No. 798  
plausible
[pl:zbl]

もっともらしい、口先のうまい、筋が通ってそうな

He came up with a plausible explanation for his mistake.
Here is a plausible theory of effective learning.

「このホコリスイトールを買えば家にホコリがたまらず、掃除をする必要がありません」ということをもっともらしく説明するセールスマン。というように、口先がスムーズでつい信じてしまうような内容に対して使います。あくまでも、表面的に判断した限りでは、筋が通っていて、説得力があり、信じる価値があるということで、実際は当てにならないといった含みもあります。また、科学的なことなど、真実が十分に証明できない状態で「そうらしい」と判断させるような性質を表します。語源は、ラテン語の plausibilis で賞賛の価値があるという意味。



 File No. 797  
greek
[ri:k]

グリーキングする

In Fast Preview all text is greeked to increase performance of the screen redraw.
Greeking is particularly useful when displaying a reduced image of a document.

テキストなどをグレーの棒状にしたりして読めなくするというコンピュータ関連の用語。印刷プレビューで表示率を小さくするとグリーキングされます(下図)。なぜわざわざ読めなくなるような処理をするかといえば、表示する速度が速くなることと、読む必要がないからという理由があります。出版業界などでも紙面のテキスト部分や画像部分をダミー(読めない文字)にしておいて、全体の割付けのイメージを確認することがあります。ちなみに it's Greek to me といえば「ちんぷんかんぷん」という意味ですが、読む必要がないから「ちんぷんかんぷん化」することだとも言えます。



 File No. 796  
jangle
[dl]

ジャンジャン、ジャラジャラ鳴る(鳴らす)

They produced the jangling sound of electric guitars.
I heard keys jangling and I knew my dad was home.

クルマのキー、家のカギ、事務所のカギ… など、カギも1個だけだと鳴らないのですが、2つ以上集めるとぶつかり合って音を出します。ということで、カギがぶつかりあってジャラジャラ鳴る音などに使われます。人を主語にするとジャラジャラ音を出すという意味になります。jingle という単語もありますが、こちらは、ジングルベルのようにまだ聞いていて心地よさがありますが、jangle のほうはどちらかと言うとあまり聞いていて楽しい音ではないようです。その他、「無駄なおしゃべり」という意味もあります。語源は中世オランダ語 jangelen「ぶつぶつ言う」が中世フランス語の jangler へ。



 File No. 795  
willful
[wílfl]

わがままな、頑固な、確信犯の

There was a willful and knowing failure to report the fatal error.
My son is willful and arrogant and refuses to do a single thing he's told.

意志を貫き通す「頑固さ」と「わがまま」は紙一重ですが、この単語のニュアンスはどちらかと言うと「わがまま」寄り。また、何でも素直に人の話を聞いたことがなく、とりあえず一度は反論しなければ気がすみませんというあまのじゃく的な性質を言います。その他、商品に欠陥があるのに知っていてひた隠しにしていたとか、殺意があったなど、わかっていながら良くないことをやったというときによく使われます。わかっていて悪いことをする、やはり、これがいちばんいけません。



 File No. 794  
prod
[prd/prd]

突く、駆り立てる、刺激する

He is such a lazy person that you need to prod him into action at least once a week.
She prodded me toward the door of the haunted house.

物理的に棒状のものなどで何かを突くという意味もありますが、誰かに何かをさせるように駆り立てるという場合によく使われます。家畜などをある方向に誘導したり、勉強しない子供によその子を褒めちぎって刺激を与えて勉強しようとさせたり、売り上げの上がらない社員に減給処置を与えて営業回りに駆り立てるなど、親や経営者がよく試みる方法ですが、相手もその裏たるや熟知しているため、逆効果になったりするものです。



 File No. 793  
landmark
[lndm:rk]

標識、目印、画期的事件

The restaurant is a landmark in the town.
The new control system also represents a landmark in manufacturing technology.

「チーフ、どうやら宇宙船の中に連れてこられたみたいですよ」 「みろ!何だあれは?」 「蛍光マーカーが引かれてますよ。ダーウィンにモーツァルト、産業革命、日本万国博覧会…」 「人類の歴史だ!」 「そう言えばこの船の名前はランドマーク…」 というわけで、土地の境界を示す標識という意味の他に、歴史的に「標識」がつくような画期的なものを指します。歴史の流れを左右するような重大な出来事というわけです。「社長、"夏は暑くてひやしはいやし"という今日の一言は歴史に残る大名言でしたよ!」など使う人の主観で勝手にランドマークという感もあります。

→もっと例文


 File No. 792  
fumble
[fmbl]

不器用にいじくる、手探りで探す

She fumbled about, then handed him a candy bar which she had in the bag.
When asked why he couldn't do it, he fumbled for an explanation.
They fumbled away to win the game.

「どれどれ、スミレちゃん、おばあちゃんがお小遣いあげよ」と言って、彼女はバッグの中をごそごそ探し始めた。大変だ、早く外に出なければ、と思うのだが手が震えて服のボタンが留められない。砂糖と間違えて塩を入れてしまった彼女は、蜂蜜を入れたり、ケチャップを加えたり試行錯誤してみたが見るも無残な料理になってしまった。などなど、大変な努力や労力のわりにはやり方自体にスマートさが無く、結果も良くない、もたもた、もぞもぞ、ごそごそ…と何かをするというときに使います。語源はスカンジナビア語。



 File No. 791  
prognostication
[prnàstikéin/pns-]

予知、予測、予言、前兆

To dream of seeing young people is a prognostication of reconciliation of family disagreements.
He is a geologist specialized in the field of earthquake prognostication.

鳥の群れがいつもと違う飛び方をしているので何か災害が起こる前兆ではないかなど、現在見えている現象などをもとに未来を予知することを言います。「予言」と言えば prophecy という単語もありますが、これはどちらかというと神さまのお告げといった超自然的な意味合いがあります。prognostication のほうは、科学的な根拠に基づく場合も含まれ、占いといった超自然的なものも含まれます。ちなみに語源が同じ言葉で prognosis という単語がありますが、これは医学的な予後という意味。語源はギリシア語の prognostikosで、 pro 「前もって」 +  gignoskein 「知る」。



 File No. 790  
interim
[íntrm]

しばらくの間、一時的な、暫定的な

This is an interim policy, and therefore, it's not permanent.
An interim management team was made while recruitment for the positions are in progress.

社会的に大きな事件を起こしたあの会社では、経営陣が一斉に辞職したため、一時的な経営チームを作って対応したとか、独裁者無き後の混乱のなかで暫定政権を打ち立てたなど、しばらくの間、仮に機能するものに対して使われます。飲み物で言えば「とりあえずビール」。本格的な何かが始まるまでの「つなぎ」というわけです。語源はラテン語の interimで、inter は「間」、-im は「それ」といった意味で「その間」。



 File No. 789  
inexorable
[inéksrbl]

容赦のない、動じない、冷酷な

Once he is angry, he becomes inexorable.
The disease has continued an inexorable march across the continent.

「お父さん、ボクはどうしてもコメディアンになりたいんです!」と訴える息子だったが、「だめだ!お前には宇宙飛行士になるんだ!」と父は毅然として動かないなど、懇願されても容赦ない様子で、決して認めない(許可しない)という意味。その他、攻撃などが容赦なく冷酷に行われるというふうに使います。語源はラテン語の inexorabilis で、exorabilis 「従順な」に打ち消しの接頭辞 in- をつけたもの。



 File No. 788  
metastasize
[mtstsàiz]

はびこる、転移する、変質する

Fortunately, the cancer had not metastasized and the patient was saved.
Organized criminal activity are metastasizing throughout the country.

状態や形状、位置などを変える・移すという意味ですが、悪質なものに対して使われます。よく使われるのが癌などの悪い病気で、どこそこに転移したなどという場合です。その他、大企業病や犯罪がはびこっているなど、ある地点から別の地点へと移動しながら広がっていく様子を表します。語源はギリシア語の methistanai 「変化する」で、分解すると meta  +  histanai  meta  with の語源でもあり、「後から発生する、いっしょに」といった意味で、 histanai は「設定する」といった意味があります。後だろうが先だろうがいっしょだろうが別だろうがご遠慮願いたい悪質のいろいろ。



 File No. 787  
exemption
[izémpn]

免除、控除額

This certificate does not grant you an exemption from tax.
He received an exemption from military services.

税金だとか兵役など、法的な責任・義務から免除されることを言います。給与明細を見ると、税金、保険、年金など、それらの額が「控除額」などとなっていたりします。おかしいな、「免除」されているはずの額がなぜ給料から引かれているのか、総務の振込み間違いか、「あのー、この分もらってませんけど…」なんてことはありませんが、いつの時代にも税金に苦しむのは一般ピープルです。語源はラテン語の exemptus eximere 「取り出す」の過去分詞。



 File No. 786  
offshoot
[(:)fù:t]

枝、支流、枝道、分家

The river is an offshoot of the great and mighty river Rhine.
The Bodhi tree is an offshoot of the tree in Bodh Gaya.
The offshoot plant will bear fruits 2 - 3 years earlier than seedlings.

ライン川からワイン川が、金太郎山から銀太郎山、株式会社「ホンダ」から株式会社「ナンダ」ができたなど、川であれば「支流」、山であれば「支脈」、会社であれば「のれん分け」といった意味。その他、茶の池流の分家が小茶池流、日本母の会から枝分かれした関西ママの会、ラウンジ「響き」からのれん分けしたのがラウンジ「こだま」など、枚挙にいとまがありません(名称はすべて架空です)。というわけで、あるひとつのものから派生・枝分かれしたものを指します。もちろん、植物の枝という意味もあります。




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