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 File No. 2325  
bellicose
[bélikòus]

好戦的な

He is a bellicose guy who is always angry and wants to fight.
The policy they came up with was bellicose, not peaceful.

「世の中、勝ち組になるか負け組みで終わるかだ!」「そうなんですか…」「たとえば今日は雨。これは晴れと雨が戦って雨が勝ったんだ!」「へえ…」「で、この色は赤と緑が戦って赤の勝ちだ!」「戦いばっかりじゃ大変ですね」「そうだ!人生とは戦争だ!」「私はそうは思いませんが」「なに?私の考え方にケチをつけるのかね?ちょっと表に出よう、勝負だ!」「いやあ、私、負け組みでけっこうですんで…」なんてことで、性格的に戦闘的な人、戦いが好きな人のことを言います。語源はラテン語の bellicosus 「戦争の」。


 File No. 2324  
epigram
[épirm]

警句、寸鉄詩、エピグラム

An epigram is a short and witty poem originated in the ancient Greece.
There is an epigram that says a disaster comes when you least think of it.

風刺の効いた詩のような短い表現のことで、普通の文章ではなく、「考えたな」と思わせるのがミソ。また、「万物は流転し、物事は変化する。昨日は豊かな生活も、今日には一転赤貧なり。今日の英雄もまた明日には凡人なり…」「あの〜、そんなの長すぎて覚えられません」というわけで、短くて覚えやすいというのもポイント。その他、パラドックスを含んだ短い表現という意味でも使います。語源はギリシア語の epigraphein 「表面に印をつける」で、もともとは神聖な場所などで捧げる言葉のことで、比較的長いものだったようです。


 File No. 2323  
pinguid
[pínwid]

脂っこい

He refrains from taking pinguid food and drinking alcohol.
I hate this lotion because it is too pinguid.

健康に良くないとは言え、つい食べたくなるのが脂っこい食べ物。てなわけで、「ラーメンならやっぱり地下一(架空)」「へい、らっしゃい!何にします?」「えーと、この"超ごってり"ってのは?」「それは当店自慢の"ごってり"を超えた"ごってり"なんですわ」「へえ〜、じゃ、この"ごっさり"は?」「"ごってり"をややあっさり目にしたもんです」「じゃ、"あってり"ってのは?」「それは、"あっさり"をやや"こってり"させたもので…」「やっぱり、これかな、"ぐったり"」「救急車呼んどきますか?」というわけで、語源はラテン語の pinguis 「脂肪」。fatty oily も同義語。


 File No. 2322  
snout
[snaut]

動物などの突き出た鼻、鼻のように突き出たもの、人間の鼻

The snout of an elephant is called a trunk.
When he turned back he felt the snout of a gun pushed against his back.

犬などが鼻をすり寄せてくるのは可愛いのですが、これがブタになると、考えようによっては可愛いのですが、「あ!白いシャツに豚鼻模様がくっきり…」なんてことにも(?)。これが鳥類になると鼻はくちばしにありますので、「よせよ、チロ、痛いじゃないか」となり、大型の猛禽類などになるとかなり痛い。しかも、鼻のように突き出たもの、つまり、「ピストルの鼻」などがすり寄って来たら、もう、可愛いなどとじゃれ合っている場合ではありません。その他、俗語で「人間の鼻」という意味でも使います。語源はおそらく古英語。


 File No. 2321  
lozenge
[lzind/-lz-]

トローチ、咳止めのキャンディー、ひし形のもの

My mother used to give me a lozenge whenever I had a sore throat.
She wears a pendant with a lozenge-shaped jewel.

ひし形の形をしたトローチ、あるいはひし形の形をしたものという意味で使われます。そこで、あったら便利なのが「トローチ・ペンダント」(架空)。「私のはダイヤモンドのトローチ」「私はいちご味のルビー」なんてことで、通常は首から下げてアクセサリー、風邪の季節になると口から鎖を垂らしてチューチュー…。ダイヤモンドだから、なめてもなめても減らないし、間違って飲み込んでしまっても大丈夫、鎖を引っ張るだけで、ほら、「オエッ」と出てきます。語源はフランス語の losenge 「小さな四角い塊」で、おそらくはケルト語源。


 File No. 2320  
wakeful
[wéikfl]

眠れない、目覚めている、用心した、油断のない

She had some wakeful nights thinking about what would happen to her children.
When you are wakeful, you will know instantly the right answer to a problem.

「夜眠れないんです」「なぜですか?」「だって、油断ならないんですよ、また出ると思うと…」「何が出るんですか?」「それはあえて言いません。でも、なんとなく、わかるでしょ?」「いや、さっぱり…」というわけで、数日後、「夕べは不覚にも眠ってしまいました」「眠れてよかったですね」「よくないですよ。やっぱり出たんです、寝ている間に…」「ほう?」「ほら、これ見てください」「おおっ!これは…!」「だから眠れないんですよ」なんてことで、夜眠れない、目覚めている、用心しているという形容詞。


 File No. 2319  
trapeze
[træpí:z/trp-]

空中ブランコ、肩から羽織る上着

She used to perform trapeze at a circus when she was young.
She was wearing a pinc trapeze jacket over a black tank top.

体操競技やアクロバットで使用される空中ブランコのことを言います。というわけで、「我が社は経費節減のため、エレベータと階段を廃止、空中ブランコを使うことにする」(架空)てなわけで、全階吹き抜けになったビル内ではあちこちで空中ブランコが舞う。「あ〜、なかなか5階に降りれないよ」「あ、ボクも5階に行きたいんだけど」「じゃあ、次のスイングで私の両手につかまってください、そ〜れ!」なんてことで、語源はラテン語の trapezium 「台形」。その他、女性用の肩から羽織る上着という意味もあります。


 File No. 2318  
antsy
[ntsi]

そわそわして、いらいらして、不安になって

She is always antsy and cannot relax even for a moment.
They are such antsy people that they have to check things over and over again.

「アリの奴ら、相変わらずあくせくやってるな」「今年の冬もまた奴らの世話になろうぜ」といったお気楽な様子ではなく、「大変だ!もう冬がそこまで来てるよ」「蓄えは十分かな?」「また、キリギリスがやってくるかも… どうしよう?」「キリギリス撃退装置を付けました」「その装置、うまく作動するかな」「もう10回テストしたよ」「でも不安だからあと10回くらいテストしよう」なんてことで、そわそわ、いらいら、不安を感じている様子を表わすアメリカ俗語。語源は、ant 「アリ」のようにせわしなく、絶え間なく動き回る様子から。


 File No. 2317  
rumble
[rmbl]

ゴロゴロ鳴る(音)、ガラガラ音をたてて進む、低い太い声で言う、けんか

It was almost lunch time and we heard someone's stomach rumbling.
As we walk off the road, a big carriage rumbled past us.

静粛な会議中、お腹が空いて「キューゴロゴロ」というのもなんだか格好悪く、かといって「雷(かみなり)です」などというごまかしも通用せず、仕方ないので、別に意見という意見ではないが、「あの〜、その意見には賛成です!」など低音で発言、カモフラージュ。そのとき、部屋の外で「ガラガラ」という大きな音をたてて台車が通った。というわけで、雷やお腹の音など、低く響くような音が鳴る、また、そういった音を言います。語源は中世オランダ語 rommelen 「ゴロゴロ鳴る」。その他、アメリカ俗語で不良グループのケンカといった意味もあります。


 File No. 2316  
remiss
[rimís]

怠慢な、怠っている

The agency has been remiss in conducting a well-balanced survey.
He was remiss in paying his bill and the electricity was cut off.

「電気代払ってください」「イヤです」(いけませんね)というのではありませんが、「お、支払い期限過ぎてるぞ。でも、外は寒いしな〜 放っとこか…」とか、「あ、明日が納期の仕事、まだ、全然出来ていないぞ。でも、何となく今日は仕事したくないしな〜、ま、いいか…」など、行うべき義務を怠っているという意味の形容詞。また、「怠慢」って漢字、「怠饅」でよかったかな?見た感じそんな感じだし、これでいいか… など、不注意である、きちんと確認しないといった場合などにも使います。語源はラテン語の remittere 「緩める」。


 File No. 2315  
name-drop
[néimdràp/-drp]

有名人の名前を口にする

He often name-drops famous people and say they are his friends.
They name-dropped some seemingly important names nobody has heard of.

「有名人の名前を10人挙げてください」「えーと、デオナルド・デカプリン、オコラス・ケイジ…」などというのではなく、「ええっ?小島(おじま)さん、あの方と知り合いなんですか」「うん、彼とは親しくしててね、お互いオジ、オバと呼ぶ仲なんだ」(架空)など、有名人の名前を会話にはさみ、いかにもその人と親しいかのようにアピールすることを言います。実際のところはわかりませんが、「じゃあ、このオバシャツ、代わりにプレゼントしてもらえませんか?」「でも、彼もいま大統領になったばかりで忙しいからねえ」などとはぐらかされたり…。


 File No. 2314  
fiasco
[fiskou]

大失敗

Despite his efforts, the plan was a total fiasco.
The war was labeled by many journalists as the fiasco of the century.

「さあさ、世紀のマジック劇場、種も仕掛けもありません。このフラスコにこれを入れると…」(☆ドッカーン!)「ざわざわ」「爆発だ、逃げろ!」「消防車だ救急車だ」てなことで、後日、「ところで、例のマジック劇場、うまく行きましたか?」「いやあ、大失敗でね、フラスコでフィアスコですわ」ということで、元々は劇場関係の「大失敗」という意味の単語。語源はイタリア語の fiasco 「瓶(びん)」で、そのまた語源はラテン語の flasco 「フラスコのような瓶」。一説には、ベニスのガラス職人が失敗した作品を再利用して瓶を作っていたことから。


 File No. 2313  
bound
[baund]

跳ね上がる(こと)、ぴょんぴょん飛ぶ、バウンド(する)

When I opened the door, he was happy bounding up and down.
The ball bounded in the field and dropped into the pond.

「ポチよ、オレも犬になりたいよ」「ほな、これできますか?」(ぴょんぴょんぴょん…)「できるさ、ほれ」(ぴょんぴょんぴょん…)「ほなこれは?」(ボールぼんぼんぼん、追いかけてぴょんぴょんぴょん…)(ぼんぼんぼん、追いかけてぴょんぴょんぴょん…)「おおっ!楽しいじゃないか」(ぼんぼんぼん、ぴょんぴょんぴょん…ぼんぼんぼん、ぴょんぴょんぴょん…)「大丈夫かしら、お隣のおにいさん」「あの犬が来てからちょっとヘンね」てなことで、犬などが跳ねる、ボールがバウンドするという意味。語源はラテン語の bombitare 「ブンブンうなる」。


 File No. 2312  
moggy
[mi/mi]

ネコちゃん

The term "moggy" was once used in around 1800s to affectionately refer to a cow.
She lives in an old house with some moggie cats.

「キティー」と言えば、子ネコの愛称 kitty という意味で、ご存知いろんな観光地でもお土産品になっているキャラクタ。日本語ではもっぱら「にゃんこ」という言葉が使われていますが、地方によっては「ちゃべ」だの「ちゃっこ」とも呼ばれるようです。というわけで、イギリスやオーストラリア、ニュージーランドで使われるネコの愛称がこれ、moggie とも綴ります。やはり、この大衆的な音の響きからして、生まれの高貴なネコではなく、雑種を指すことが多いようです。語源は一説によると、もともとは「牛」に対して使われていた呼び名だとか。


 File No. 2311  
vanity
[vnti]

虚栄心、うぬぼれ、むなしさ、鏡台

His selfishness and vanity gradually repelled people away from him.
She was combing her hair sitting at the vanity.

鏡台を開けては、「鏡よ、鏡、この世で一番美しいのはだあれ〜?」「そりゃ、もう、奥さんだす」ということで、来る日も来る日も同じ質問を繰り返し、「奥さんに決まってますがな」「おーほっほっほ…」という高らかなプライドの笑いが…。ある日、いつものように「一番美しいのはだあれ?」「…」「だあれ?」「…」「だあれっ!」「… 奥さん、私も疲れましたわ。お互い、もうこんな空しいことはやめませんか?」てなことで虚栄心、うぬぼれという意味の単語。アメリカでは「鏡台」という意味でも使います。語源はラテン語の vanus 「空っぽの」。


 File No. 2310  
aerie
[éri/íri]

高いところにある鳥の巣、高所(の家)

We found an aerie of an eagle in the mountain.
Eagles make their aeries in a high place where other animals cannot reach.

「あ、森のおじいさん」「今日も来たのかね」「うん、来ちゃった」「じゃあ、今日はひとつ、わしの住んでいるところに連れて行ってあげよう」「うわーっ、ほんと?」「ああ、ほんとうだとも。♪ぴいーっ!」(ばたばた)「さ、この鳥の翼に乗るんじゃ」「うわ〜っ、どんどん高く上がっていくね」「さあ、着いたよ」「え?ここがおじいさんの家?」「いや、ワシのすみかなんじゃよ」「??」というわけで、鷲(わし)などの猛禽類などの巣という意味で、たいていは崖の上などの高い場所に作られているようです。語源はラテン語の area 「広い空間」。


 File No. 2309  
genealogy
[dì:nildi]

家系、系図(学)、系統

He is interested in his family genealogy and spends most of his time researching on it.
This is the book showing the genealogy of the royal family.

自分の名前は百蔵で、父は九十九蔵、祖父は九十八蔵で… というのならわかりやすいのですが、普通の家ではせいぜいわかって三代前くらい。家というのも何百年も続いているといろんなことがあるもので、そのうち、「このじいさん、意地悪だったし、どれ、名前を消して、別の名前を入れておこう。たとえば、徳川家康…」(いけませんね)なんて人も出てきたりで、どうも代々引き継いでいくのがむずかしそうなのが家系図。また、動物や植物の系統という意味でも使います。語源は、ギリシア語の genea 「家族」+  -logia 「学問」。


 File No. 2308  
roster
[rstr/rst-]

名簿、勤務時間表、割り当て表

Each group leader should provide a roster of their event participants.
He was ill and asked his employer to take him off the job roster.

「洗濯、晩ごはんの後片付け、風呂掃除… ほとんどボクじゃないか。しかも、月・木曜日のゴミ当番はポチ。犬にまで…」「だって、私も忙しいのよ」なんてことで、人の名前が書かれたリストのことを言い、「誰がいつ何をするか」といった仕事や役割の分担を表にしたものを指すことが多いようです。「忙しいって言ったって、この分担表では"晩ごはんの準備"だけで、しかも、献立は月曜日から金曜日まですべて焼肉か…」など、表にすると一目瞭然。語源はオランダ語の rooster 「焼き網」で、その形状が表を連想させることから。


 File No. 2307  
humdrum
[hmdrm]

平凡な、単調な、退屈な、単調な作業・話

It was one of these humdrum days and I was doing a humdrum at office.
My town is a humdrum place but at least you can relax.

変化やわくわくすることがなくてつまらないという意味の単語。しかし、日々刻々と変化する状況にさらされ、スリルと興奮、ジェットコースターのような毎日です、というのも大変。そんなとき欲しいのが単調で平凡な環境。「ちわー!退屈屋で〜す」「今日はどんなのがあるの?」「はい、ハミングだけの音楽"みんなの鼻歌"、上司の自慢話を集めた"いつものあの話集"は部長編、課長編、係長編の三部構成、書類に押すだけの単調なお仕事パッケージ"はんこ"…」「オレ、はんこにするよ」「わたしは鼻歌」てなわけで、語源はおそらく hum 「ハチなどがうなる」。


 File No. 2306  
kit
[kit]

用具一式、用具箱

The team arrived there with a medical kit.
His travel kit includes a toothbrush, towel, clothes and a pc.

よく日本語でも使われますが、ある目的のために必要な道具を一式セットにしたものを言い、トラベルセットや、家庭用薬キットなど、いろんな用途に合わせてまとめておくと便利。特に、災害などに備えて、必要なものをセットにして、いつでも持ち出せるように準備しておくことも大切。とは言え、「あ!地震だ、逃げろ」と言って持ってきたのが「あ、やかん」とか、「何をしているんだ!早く逃げろ!」というときに、「必要なものを詰めたリュックが100個あるんで、あと90個運ばないと…」というのでは意味がありません。語源は古英語の kitte 「木の桶」。


 File No. 2305  
filibuster
[fílbstr]

審議引き延ばし戦術、議事進行を妨害する(者)

Filibustering is a tactic used to delay or obstruct the passage of legislation.
They used a filibuster to block voting for the bill.

「ただ今より、この"遅刻罰金制度"について議決します」というときに、たとえば、「その前に一言だけ」とか言いながら、「え〜、私たち遅刻心理調査グループの調べでは、遅刻の心理的な理由として、一、仕事がおもしろくない、二、会社が楽しくない、…」といった長いスピーチをするうちに、「あ〜、もう会議の時間終わってますよ」「しかたないですね、続きは次回の会議で」というふうな展開に持っていく戦術のこと。実際には政治の世界で法律の制定を妨害したり、遅らせたりするときなどに使われます。語源はオランダ語の vrijbuiter 「海賊」。


 File No. 2304  
toll
[toul]

鐘が鳴る、鐘が知らせる、鐘の音

"For Whom the Bell Tolls" is famous a novel written by Ernest Hemingway.
The death tolls in the war is still increasing day by day.

「やっぱ、秋は柿だね」「甘くて美味しいね」(ゴ〜ン、ゴ〜ン)「あ、お寺の鐘だ」「法隆寺かなあ」なんてことで、鐘が鳴る、鐘を鳴らすことで何かを知らせる、または、そういった鐘の音という意味の単語。同じ鐘を鳴らすでも、「♪キンコンカンコンカ〜ン」といった喉自慢大会のような鳴り方ではなく、ゆっくりと定期的に鳴る様子を言います。西洋では、人の死を告げる場合にも鐘が鳴らされ、ニュースなどで death tolls は何人になったなどという表現を使いますが、これは災害などでの死者の数のこと。語源は不明。


 File No. 2303  
foliage
[fóuliid]

(集合的に)木の葉

I found a bird hidden in the foliage of a tree.
Red and yellow foliages are a beautiful autumn gift from nature.

「みなさん、宿題の紅葉の押し葉、できましたか?」「はい、先生」「へえ、可愛い紅葉ね」というときは、だいたい一枚(あるいは数枚)の葉っぱ。「ヒロシくん、な、なんですか、その木は…」「紅葉の木を丸ごと押し葉(木?)にしてみました」ということで、木の葉一枚ずつではなく、木全体の葉の茂みを集合的に指します。「山田さん、緑色のスーツから赤いスーツに衣替えだね」「会社の木々も紅葉してきたんで、緑じゃすぐに見つかっちゃうからね」てなことで、語源は古フランス語の foille 「葉」。その他、低木の茂みという意味でも使われます。


 File No. 2302  
dog-eared
[d(:)ìrd]

ページの隅が折れた

His book is dog-eared and worn out because he had read it hundred times.
I dog-eared some important pages of the book.

本をぱらぱらとめくっていたら「あ、犬の耳…」「ああ、それ、ポチの片耳がとれたんで…」ということではなく、本のページが折れているという意味。で、なぜ折れているかというと、「ヒマつぶしにページを折って」というよりは、何度も読み返したりするうちに、ページの隅っこが自然に折れてきたとか、ここは大事なのでページを折っています、といった本そのものを積極的に活用しようという姿勢が表れています。また、擦り切れてボロボロになった本などを形容する場合にも使われます。動詞形は、dog-ear で「ページを折る、ボロボロになるまで使う」という意味。


 File No. 2301  
rally
[rli]

結集する、再召集する、回復する、大会、集会

He rallied from his illness and now back in the battle.
He said his pet phrase several times in the rally.

結集する、集会といった意味の単語ですが、「迷惑メール撲滅! Yes we can! 」「あなたも菊の花を栽培しよう! Yes we can! 」てなことで、「これ、一体何の集会ですか?」「Yes we can! の会です」というのではなく、同じ目的のもとに結集する集会という意味で、政治的な脈絡でよく使います。また、「敵だ、強そうだ、逃げろ!」など、バラバラになった隊を再び集めて再編成するという場合にも使われます。ということで、初のアフリカ系大統領誕生、今日も大会演説で感動のオバマ節が炸裂。語源は古フランス語の ralier re- 「再び」 +  alier 「団結する」)。


 File No. 2300  
simmer
[símr]

弱火で煮る・煮える、爆発・沸騰寸前になる

While the stew is simmering, add some salt and pepper.
Listening to calm music he seems to have been simmered down a bit.

「これ、野菜スープ?」「野菜炒めのはずが… 弱火で炒めてたらこうなりました」とか、「これはビーフ肉の煮っ転がし?」「ビーフシチューのはずだったんだけど、強火で煮すぎて…」など、料理に合わせて火加減は大切。ということで、沸点以下の温度でやさしく煮る、あるいは、煮えるという意味で使われます。その他、沸騰するのはお湯だけではなく、人間の怒りなどの感情が煮え立つ、沸騰寸前という場合にも使います。また、熟語で simmer down というと、興奮や怒りなどの感情が静まるという意味。語源は中期英語の simpire で、おそらく音が似ていることから。


 File No. 2299  
doyen
[din]

最古参、首席

He is my mentor and a doyen of the fashion industry.
He is a prestigious historian and the doyen of the group.

「"銀の会"で最年長はどなたですか?」「あそこにいる銀子婆さんで、100歳ですわ」「へえー、最も古い方なんですね」「というか、"銀の会"で最も古いのはここにいる銀太郎爺さんで、90歳」「は?」「銀子さんが入ったのは80歳になってからで20年、銀太郎さんは60歳のときからなんで30年。ちなみに銀太郎さんは"銀の会"の設立者です」ということで、組織やグループの中で最も年長の人、古参という意味。また、その分野などで第一人者という意味合いでも使います。語源はおそらく古フランス語の doien で、そのまた語源はラテン語の decanus 「10人の長」。


 File No. 2298  
bone-dry
[bòundrái]

からからに乾いた

The rain was absorbed into the bone-dry ground.
He was tired, worn-out and bone-dry thirsty.

「あ〜、もう喉がカラカラだよ〜(カラカラ)」「ほんとだ、乾燥しすぎて骸骨になってる」など、なんとなくイメージしやすいのですが、水分が一滴も含まれていない状態を言います。ちなみにカップヌードルのように乾燥させることで食物の保存が可能になります。こういった乾燥技術がいろんなものに応用できるとおもしろいかもしれません。「厳しい現代に生きるのも疲れたので、100年ほど人間をお休みしたいんですが…」「じゃ乾燥人間なんてどうですか?従来の冷凍人間に比べて場所も取らず、お湯をかけるだけで元に戻ります」なんてことで…(?)。


 File No. 2297  
nob
[nb/nb]

頭、お偉方

He yelled at me "Hit the nob at the corner of tofu."
He is unlikely to see the problem since he is just a wealthy nob.

「マイ・ネーム・イズ、ノブヒロ。ノブと呼んでください」といった愛称としても使えそうですが、俗語で「人間の頭」を意味する単語。「頭」なら「トップ」や「上」のニュアンスもあるし、ニックネームとしては最高、「コールミー・ノブ!」の連発というのもいかがなものかと…。俗語には卑猥な意味もあったりで、この単語も例外ではないようです(気になる方は下記urlで調べてください)。その他、イギリス方面では、お金持ちの人、社会的地位の高い人などのことを皮肉をこめて「お偉方」といったニュアンスで使います。語源はおそらく knob 「ドアなどのノブ」の変形。
http://www.urbandictionary.com/


 File No. 2296  
homespun
[hóumspn]

手織りの(布地)、素朴な、洗練されていない

The doll is wearing a pink homespun dress and a red bow in her hair.
She enjoys homespun knitting and sewing everyday.

人件費の安いどこかの国で大量生産というのではなく、これしかないというオリジナルの手作り。多少のゆがみや不ぞろいなところがあっても、かえってそれが味わいを出していて、値打ちが感じられます。ということで、手織りの布地、素朴で洗練されていないといった意味の単語。野菜にしてもそうですが、色や形の整っていても中身のない味が多いようです。そこで我が家は自給自足の生活に回帰。「お母さん、ボクのセーターまだ?寒いんだけど」「お父さんに言ってヒツジさんの羊毛を刈ってもらわなきゃね」「メエ〜ッ」なんてことで、生き物やモノのありがたさがわかるかも。


 File No. 2295  
turnstile
[tr:nstàil]

回転式改札口

After buying a ticket you can enter through the turnstile gate.
A turnstile is a gate which allows one person to pass at a time.

一度にひとりずつしか入れないように制限した回転式のゲートのこと(下記url参照)。日本ではもっぱら自動改札ですが、海外では地下鉄などでよく使われています。というわけで、「我が社はこれからセキュリティ上の問題で、部外者の入場を制限、高速自動回転口を設けることにした(架空)」「でも、こんな速い速度でびゅんびゅん回っていたら関係者も入れませんやん」「心配ない。関係者しか知らない合言葉を言うと回転が遅くなるように設計されている」ということで、「もしもし、合言葉が何でしたっけ?」とか「思い出せなかったんで、強引に入ってきたら、この通り、傷だらけです」…
http://en.wikipedia.org/wiki/Image:Turnstile.jpg


 File No. 2294  
smirk
[smr:k]

にたにた笑う、得意げに笑う、にたにた笑い

He smirked at someone or something nobody can tell.
She smirked at him and said "I'm the one you are looking for."

「ご利用は計画的に(ニコッ)」といった感じの良いスマイルではなく、「ご利用は計画的に、へっへっへ…」といった含みのあるスマイルのほうが、ほんとうに計画的に利用してもらうためにはより効果があるように思えますが、それではお客さんが寄ってこないことになります。笑いにもいろいろあり、言葉を用いなくても、それはそれでひとつの表情を使ったコミュニケーション。また、笑い方にはその人の性格も表れるものかもしれません。ということで、なんだか気取った「にたにた笑い」。得意げになって満足げに笑うときなどの笑いを言います。語源は古英語の smercian 「微笑む」。


 File No. 2293  
mom-and-pop
[mmnpàp]

パパ・ママショップ(家族経営)の

This is a mom-and-pop grocery store you could find in every town.
Large discount sales is something that mom-and-pop shops cannot give.

「おっちゃん、これ、ちょうだい」「ほいきた、100万円で400万円のおつり。今日はこれおまけしとくよ」「ラッキー!ありがとう」など、ご近所ならではの親しみやすさがウリのパパ・ママショップ。家族で経営している商売のことですが、さすがに、「おっちゃん、東京まで行きたいんだけど…」「悪いね、今日は風邪引いちゃってさ、列車出ないよ」といった大掛かりなビジネスではなく、小売業が主流のようです。懐かしいところでは八百屋さんや魚屋さんですが、いまではコンビニになったり、廃業したりしているところも多いようで、ちょっと寂しいですね。


 File No. 2292  
varsity
[v:rsti]

大学(学校)の代表チーム、大学

She is still a freshman and now in a junior varsity team.
He said he wanted to continue his study at a varsity.

語源は university 「大学」を縮めスペルを一部変更したもので、イギリス方面では「大学」のこと。アメリカなどでは、a varsity team とも言い、スポーツでその大学や高校を代表するチームという意味。つまり、まだ私は一年生でそんなにうまくないので varsity team には入れないので、 junior varsity team にいますなど、言ってみれば、varsity は「一軍」、その他のチームは「二軍」というわけです。まあ、部員の数が多いからこそできることで、少子化ともなると、全員自動的に varsity 、しかもそれぞれ他のスポーツの varsity にも入っていますなんてことで、ちょっと寂しいかも。


 File No. 2291  
dog
[d:/d/d]

しつこく追跡する、尾行する、つきまとう

This problem has dogged us for long time.
A stray puppy is dogging me all the way home from the park.

ウチのペットは「犬」ですというときの他に、「まだ、ついてくるのか」「ワン!飼ってくれるまでついていきます」「困るんだよなー、会社までついて来られても…」「じゃ、飼ってください」「仕方ないなあ。お前のしつこさには負けたよ。で、名前は?」「ま、ポチとでも呼んでください」てなことで、「しつこくついてくる、追跡する」という意味の動詞としても使われます。また、ここのところ、「この問題がずっとつきまとっていて」「私は失敗続きです」など、物事などがずっと「つきまとう」という場合にも使います。名詞の「犬」も同じですが、語源は古英語の docga 


 File No. 2290  
domineer
[dmr/dm-]

威張り散らす

She complained how her boss domineered over people who worked under him.
Rather than guiding people he just domineers and discourages them.

「今日はむしゃくしゃするのでひとつ、目下の人間に腹いせをしてやろう」(いけませんね)といった勝手気ままな理由・動機に基づき、傲慢で独裁的な態度で相手を支配することを言います。普通、こういったことができるのは、それなりの立場や権威を持った人で、立場の弱い人間には、「オレは新入社員だぞ!」などと威張ることはできないため、限りなく理不尽な世界が展開します。しかも、威張っている本人は、きちんと管理下の人間を教育しているなどと錯覚している場合もあるようです。というわけで、「威張り散らす」という意味の単語。語源はラテン語の dominari 「支配する」。


 File No. 2289  
smorgasbord
[sm:rsb:rd]

バイキング、いろんな種類の

He says all meals are served smorgasbord style in the hotel.
A smorgasbord of people joined and enjoyed the concert.

そもそもバイキングと言えば、北欧を発祥とし、ヨーロッパ各地を侵略、略奪したゲルマン民族の一派(別名ノルド人)。というわけで、「今日のお昼はバイキングにしよう」と言う場合は、「おい、そのご馳走、俺たちがもらった!」などと人の食べているものを横取りするということではなく、日本ではなぜか「バイキング」と呼ばれていますが、いろんな種類の料理から好きなだけ取って食べるスタイルのこと。語源は、もちろん、古ノルドとスウェーデン語で、smor は「バター」、gas は「ガチョウ」、そして bord はテーブルを意味するのだとか。その他、「いろんな種類の」という意味でも使われます。


 File No. 2288  
ringtone
[rítoun]

着メロ

His ringtone suddenly rang loudly enough to get everyone's attention.
I downloaded a new ringtone from a cellphone company website.

シーンと静まり返った会議中にいきなり鳴り出す着メロ。これが従来のリーンリーンなどといった電話らしい着信音ならまだしも、アニメの主題歌やフーテンの寅さんなどのメロディーだとちょっと恥ずかしい。なんだ、なんだ、この真剣な話し合いのときに―などとひんしゅくを買ったりで、そんなときに限って、カバンに入れた携帯電話がなかなか見つからない。音は鳴っているのに見つからない… なんてことで携帯電話の着メロという意味の単語。個人の好みや個性が表れるとあって、海外でもいろんなものがあるようです。下記urlはその一例(急に鳴り出しますので音を小さくしてお聞きください)。
http://www.metacafe.com/watch/1569493/funny_ringtone_remix_for_mobile/
http://jp.youtube.com/watch?v=pK5Jqsy0qFA


 File No. 2287  
soaker
[soukr]

豪雨、酒びたりの人、おむつカバー

The weather forecast says that a soaker is coming after these dry days.
She is knitting a soaker for her baby grandson.

soak 「浸す、びしょぬれにする」という動詞の派生語で「浸す人・者」というわけですが、「よし、思いっきり浸してやるぞ、それ〜っ、ザー…」「あ〜れ〜っ」というわけではないのですが、空からぬらしてくる「豪雨」という意味や、「今日もとことん浸ってやるぞ、うぃ〜、べろべろ」など、常にお酒に浸っている人という意味があります。もっとも、実際には、赤ちゃんのおむつカバー、庭などを潤すために使うホース (a soaker hose) といった意味で使われることが多いようです。動詞 soak の語源は古英語の socian 「吸う、水分を取る」で、ちょっと意味が逆ですね。


 File No. 2286  
trenchant
[tréntnt]

鋭い、しんらつな、痛烈な

His trenchant remark did shock her but it also held truth.
The show features intelligent and trenchant commentators' discussions.

「あなたにはみんなが期待しているのよ」「それはお母さんだけでしょう。子供は元気が一番なんです。お母さんは自分のかなえられなかった夢の投影をボクにしているだけじゃないですか」「まあ…!なんてことを」「子供は親の映写機ではありません。それに、自分の両親の姿を見ていれば自分にできること、できないことくらいわかります」など、意見や評価などが的を得ていて痛烈、力を持っていて効果的な様子を言います。ビシバシと切り込むような鋭さで、当たっているだけにキツイというわけです。語源は古フランス語の trenchier 「切る」の現在分詞。


 File No. 2285  
flatfoot
[fltfùt]

偏平足、巡査

She found her daughter had flatfeet and consulted a pediatrician.
Someone yelled "Here comes a flatfoot!" and all of them ran and dispersed.

「わたしはその部屋には一歩も足を踏み入れていません」「じゃあ、この足跡は誰のだ?土踏まずがないぞ」「し、しまった」など、何かと不利な偏平足。かかとの高い靴やサンダルを履いても、ずるずると足が滑り落ちてつま先に比重がかかってしまうのも悩みの種。地面からの衝撃をうまく吸収できないなどで、足裏の疲れや痛みにもつながるようです。というわけで、flat (平たい)な foot (足)で偏平足という意味の単語。また、「あのおまわりさんは偏平足です」というわけでもないのですが、アメリカ俗語で、決められた地域をパトロールする「巡査」という意味でも使われます。


 File No. 2284  
repress
[riprés]

抑制する、抑圧する、鎮圧する

He managed to repress his anger and there was no fight taking place.
The dictator repressed the insurgents in a brutal way.

「どうしたんですか?涙を押し殺したような表情されて…」「かわいそうな話なんだ」「どれどれ、"パトラッシュよ、永遠に"(仮題)、うう、かわいそう…っ」とか、「うぷ…」「どうしたんですか?笑いをこらえたような顔つきですね」「うっぷ…」「なになに、"笑えない笑い話"(仮題)、うぷ…」など、笑いや怒り、悲しみなど、感情を抑えるという意味の動詞。その他、「さっき社長室めがけて反乱軍が出撃したようです」「うむ… さっき秘書室のあたりで鎮圧した」など、権力や武力によって大事になる前に鎮圧するという意味でも使います。語源はラテン語の reprimere 「制止する」。


 File No. 2283  
hob
[hb/hb]

コンロ台

She put the stew pan on the hob to warm it up.
People enjoy pot dishes by cooking various ingredients in a pan placed on the hob.

お湯はポットで沸かせるし、ご飯は炊飯器で炊けるにしても、おかずなどの料理を作るときにはやっぱり欠かせないのがこれ、コンロ台。たいていはキッチンのシンク(流し)などと一体化した台の上に置かれたり、最近では組み込み型のものもあるようです。もちろん、テーブルの上でカセット燃料を入れてそのまま使えるというポータブルタイプもあり、「山田さん、お昼はお弁当ですか」「うん、今日はほれ、鍋料理」(カチャ)など、これからの季節には重宝するアイテムです。もともとは、暖炉の後ろや横のほうに取り付けられ、食べ物などを温めておくために使われていた棚を指していたようです。


 File No. 2282  
foldaway
[fóuldwèi]

折りたたみ式の

She has brought a foldaway chair just in case there is no seat available.
She told me to use the foldaway bed in the living room.

「山田さん、ボクたちは第一ホテルにしましたけど、部屋取っときましょうか?」「いや、いいよ。ボクはほら、これ、折りたたみ式ベッド」「でも、部屋が…」「だから、ほら、これ、折りたたみ式テント。今度はどの公園にしようかな」「じゃ新幹線の指定席取ります?」「いいよ、ボクはこれで行くから。ほれ、折りたたみ式自転車」「でも、それじゃあ会議に間に合わないですよ」「だから、三日前の今日から出かけるんじゃないか。じゃね、さいなら〜」なんてことで、収納や持ち運びに便利な折りたたみ式。でも、やっぱり、機能的にも、頑丈さの面でもちょっと頼りないですよね。


 File No. 2281  
gizmo; gismo
[ízmou]

(名前のわからない)便利な器具、仕掛け

He showed me a gizmo that can do the task so easily.
This is a gismo you can use to check your dog's feeling.

「あれ取って?」「ああ、あれね」など、名前はわからないけどよく使っている身の回りの器具。本当は名前もあったのかもしれませんが、覚えられることもなく、それじゃあ不便なんでということで、勝手に自分たちだけで「ぱこぱこ」とか「しゅわっち」(?)など訳のわからない名前で呼ばれていたりする便利なモノのこと。また、「これ、何ですか?」「これは、○○を××するときに使うんですわ」というふうに、ある特殊な目的のみに使用されている、その分野の人しか知らないような便利な器具などを言います。アメリカの海軍関係の人たちが使い始めた言葉のようですが、その語源は不明。


 File No. 2280  
scads
[skædz]

たくさん、どっさり

This shop has scads of trinkets and gadgets you can you can choose and browse.
With internet you can find scads of resources and information readily available.

「たくさんある」というときに、いつも many  much ばかりしか使わないのもちょっと芸がない。日本語でもそうですが、メリハリのある文章を作るには、同じ意味で異なる単語や表現をいくつストックとして持っているかが決め手。英語では日本語以上に「たくさん」を意味する単語がそれこそ「たくさん」あります。おなじみ lot(s) の他にも、tons  dozens loads heaps 、以前に紹介した oodles など、それぞれの単語の後に of +「たくさんあるものの名詞」をつけて表現します。この scads もそんな単語のひとつで、主にアメリカ英語で使われる口語的表現。


 File No. 2279  
merrymaking
[mèriméiki]

浮かれ騒ぎ、お祭り騒ぎ

He loves loneliness and never joins in merrymaking.
People didn't work and always engaged in merrymaking.

merry 「陽気な」+  make 「作る」ということで、「この飲み会って沈んでるよね」というときに、「芸でもやって、陽気に盛り上げよう」てなことで、「この前、ウィンターネットの…」「インターネットだろ?」「モーグルで…」「グーグルだろ」「陽気って言葉を詮索していたら…」「検索だろ」(しら〜っ)なんてことをして「陽気さ」を無理やり「作る」までもなく、自然発生的に浮かれたお祭りのような騒ぎを意味する文語。もちろん、「騒ぎ」というくらいですから、静かではなくうるさいのが普通。しかも、ウーロン茶だけで盛り上がっていますというのではなく、アルコールも入るのが普通のようです。


 File No. 2278  
scarp
[sk:rp]

急斜面、崖、急斜面にする

A stream slides down the mountain scarp flowing into the river.
The road was slippery and the car fell down from the scarp.

自然の浸食によりできた山腹などの急斜面、崖という意味の単語。そこを水が滝になってすべり落ちるなどという風景はまさに絶景ですね。また、昔のお城など、敵からの侵略を防ぐ要塞(ようさい)を築く場合も、険しい坂や崖は不可欠です。うちの要塞は道も広く、なだらか、しかも舗装までされていますというのでは、「攻め入ってくれ」と言っているようなもの。敵には苦戦を強いておいて、自分たちは崖の上からすいすいと滑るように戦えるというわけです。ということで、急斜面を作る・切り込むという動詞としても使います。語源はイタリア語の scarpa 「崖」。


 File No. 2277  
furlough
[fr:lou]

休暇

The criminal who committed these crimes had been granted a furlough.
Due to business failure, many of the workers are on a furlogh now.

休暇にもいろいろありますが、なかでも、兵士などが与えられる休暇のこと。また、刑務所に入っている服役者に与えられる休暇という意味もありますが、この場合は、「今日は休みなんで独房で一日寝て過ごします」などというのではなく、一時的に刑務所を出てくることが許されます。あるいは、休みは休みでも、「我が社ではみんなに長期休暇を取ってもらうことにした。その代わり、その間の給料は払えません」など少しもうれしくない休暇がこれ、レイオフという意味でも使われます。語源はオランダ語の verlof 「許可」。


 File No. 2276  
beefy
[bí:fi]

筋肉のついた、たくましい、牛肉たっぷりの

He is a beefy, strong man with a heart fragile like glass.
Their hot dog is beefy, juicy and tasty.

「ビーフィーなウシだこと」「ま、ウシですからビーフです」「っていうか、たくましいウシね」ということで、筋肉のついたたくましい様子を表わします。また、「ビーフィーなハンバーガーだね」というと、「ええ、パンまで筋肉隆々です」というのではなく、こちらは「牛肉たっぷり」という意味。同じ肉になる動物であっても、チキン (chicken) のほうは「臆病」といった弱々しい意味合いがあるのに対し、ウシともなるとたくましさになるようです。ちなみに豚肉 (pork) の形容詞、porky は「太っている、肥満の」といった意味になり、やはり、肉になる前の動物のイメージが影響しているのかもしれません。


 File No. 2275  
disfigure
[disfíjr]

美観を損(そこ)なう、醜くする

People oppose the construction of the new tall building saying it will disfigure the city.
She needs plastic surgery to fix her disfigured face in the accident.

「また住民の方から反対が出ています」「また、キャラクターの"まんとくん"(架空)が可愛くないとか、シカ魔神みたいだとかいう意見だろう?」「いえ、違います。今度は、市の全体を縫うように建設される"ばんびの長城"(架空)についての反対運動です」「な、なぜだ!わからん。キミ、シカは可愛いと思わないか?」「いえ、そういう問題ではなくて、街の美観を損ねるとかで…」「う〜む…」というわけで、美しさを台無しにする、醜くするという意味の単語。語源は古フランス語の desfigurer で、「反対・逆」を意味する接頭辞 dis- +  figure 「形」(ラテン語の figura から)。


 File No. 2274  
runny
[rni]

流れやすい、溶けた、鼻水などの出る

Under the scorching sunshine, your ice cream will be runny soon.
She was suffering from runny nose due to her allergies.

暑い夏の日などに、♪らんらん、アイスクリームの三段重ね、「えーと、ラムレーズンとチョコミント、それからバニラ」なんてことで、さ、食べようとしたときに「ぼてっ」「あ… バニラだけになっちゃった」、悲しいですね。また、喉の調子が… そだ!カバンに入れてた飴ちゃんがあったぞ、どれ… というときに「あ、溶けてる」、これも淋しい。あるいは、くしゃみの連発、風邪かな?そのたびに鼻水がずるずる、花粉症なら涙もじわじわ… これもツライ。ということで、溶けて流れやすい、涙・鼻水など水分を生じるという意味の形容詞。あまり愉快な状態でないことは確かです。


 File No. 2273  
spoon-feed
[spú:nfì:d]

スプーンで食べさせる、極端に保護する、極端に易しくして教える

She tried to spoon-feed her baby instead of feeding from a bottle.
A teacher who spoon-feeds his/her students is not always a good one.

「はい、あ〜んして…」と言いながら、アツアツのカップルなどもやっているようですが、普通は、お母さんが赤ちゃんにスプーンで食べさせるという意味。また、国などがある特定の産業を極端に保護する、あるいは、学校の先生などが「みな来い来い―375年ゲルマン民族。テストに出るのはこれだけです」など極端に易しい教え方をして、生徒に思考力などがつかないといった場合にも使われます。「スプーンでプリンを食べるんじゃなくて、プリンでスプーンを食べてみろ!」(??)といった極端に難しいのも考えものですが、やさしい、後、ときどき厳しいくらいのバランスが必要かも。


 File No. 2272  
enterprising
[éntrpràizi]

チャレンジ精神の旺盛な、冒険的な

He is an enterprising person who loves challenges and adventures.
They have come up with many enterprising ideas and plans.

エンタープライズ号と言えば、スタートレックをはじめ、戦艦の名前でよく使われます。やはり、戦艦ともなれば、それなりの規模やチャレンジ精神がなければいけません。「これがエンタープライズ号です」「え?ただのボートですやん」というのもちょっとそぐわない感じです。あるいは、「応答せよ」「はい!こちらエンタープライズ号」「緊急自体だ。即カシオペア星までに直行せよ」「え?あんな遠いとこまで… 勘弁してくださいよー、遠慮しときます」というのも名前にふさわしくありませんね。ということで、良い意味で前向きに突き進んでいく積極性、勇気などが旺盛であるという意味。


 File No. 2271  
go-getter
[óuètr]

努力家、やり手

She is really a go-getter who is full of energy and ideas.
Being a go-getter doesn't mean you can push away or take advantage of people.

「今月も彼が営業成績トップだよ」とか、「あそこの奥さんはレタスの出荷にかけては村一番だ」、あるいは、「あの社長は電気の要らない掃除機(架空)の発明で大成功、自社ビルを建てちゃったよ」など、仕事などにおいて「やり手」という意味の単語。やはり、「やり手」というからには、並大抵の努力があるようで、しかも、「これ一筋」と決めたら一直線、「営業成績ばかりめざす日々も空しいな〜」とか、「もう、レタス作りに疲れました」といった迷いがあってはいけません。いろいろと思索するタイプにはむずかしいかもしれませんが、世の中、「やり手」ばかりでもおもしろくありませんね。


 File No. 2270  
hassle
[hsl]

けんか、奮闘、苦闘、悩ます、けんかする

He had hassled his dad to buy him a car when the car was stolen.
I have had a hassle with my new PC many times since I bought it.

「さあ、今日もハッスル (hustle) してハッスル (hassle) だ!」なんてことで、大きな声で騒ぐ、部下に無理難題を押し付けて困らせる… いけませんね。ということで、けんか、奮闘、あるいは、誰かを悩ます・困らせるという意味の単語。また、have a hassle with a computer などという使い方もされているようですが、「よし、デル、今日はお前と勝負だ!」「またですか〜っ、だって、エクセル計算じゃ私には勝てないでしょ」「今日はこれだ、Ctr+Alt+Delete!」「あ〜れ〜っ、ブチ…」というのではなく、いろんな問題などがあってこのパソコンには苦労したというほどの意味のようです。語源は不明。


 File No. 2269  
stolid
[stlid/st-]

鈍感な、無感動の、無神経な

He said he could be more stolid to make him feel better.
Then someone said he is already too stolid to feel people's pain.

「今が正念場だ!みんな一丸となって頑張ろう!」と熱い気持ちをぶつけているときに、「…はふ」などという態度で無感動な様子や、「なんだ、キミはやる気がないのか!そんなことだからキミはダメなんだよ!」などと言われても「…はふ」なんてことで鈍感。まあ、あまり良いことではありませんが、厳しい世の中、不正はなくならないし、不況も終わらない。あまり物事を深く考えても疲れるだけ。いくら努力してもダメなときや、悩んでも解決しないことに対してはある程度鈍感だったほうがいいのかも。語源はラテン語の stolidus 「愚かな」ということで、ときには「馬鹿」になるのも大切ですね。


 File No. 2268  
dodder
[ddr/dd]

よぼよぼ歩く、よろめく、震える

An old man appeared doddering his way to the table.
The senior ladies talked for a while and doddered away to their rooms.

お年寄りなどが、震えたり、よろよろしたり、不安定な様子で歩くという意味。人はみな、この世に生まれてきた以上、一日一日と年を取るもので、「あの人は20年前に生まれたんですけど、まだ赤ちゃんです」というような人は少なくとも地球人にはいません(精神年齢は別ですが)。そして、年齢とともに体力も衰えてきます。いかに、身体を鍛えて体力を維持するかが大切で、「70歳ででマラソンにも出ますよ」というのはうらやましい限りですが、50歳くらいで「体力年齢70歳と言われました」というのも悲しい。やはり、運動不足はいけませんね。語源は中世英語の daderen 「震える」。


 File No. 2267  
gelid
[délid]

氷のように冷たい

People plunged into the gelid water in winter to test their mettle.
The gelid air flows into the valley bringing heavy snow.

だんだん秋めいて朝晩は少し冷え込む季節になりましたが、氷のように冷たい冬が来るまでにはしばらく期間があります。ということで、「冷たい」を意味する単語で最もポピュラーなのは cold 。しかし、英語で表現することも慣れてくると、いつも cold だけでは芸がありません。私自身もそうですが、メールなど英語でライティングする場合、同じところで一度使った単語は「すでに消費された」という感覚がありますので、できるだけ使いたくないものです。そんなときに覚えておきたい一語です。ただ、話し言葉では、同様の意味では icy のほうがよく使われるかもしれません。語源はラテン語の gelu 「霜」。


 File No. 2266  
battlement
[btlmnt]

(銃眼つきの)胸壁

A battlement is a parapet built on the top of a castle is used for shooting.
We visited a castle and stood on the battlement for some photos.

西洋のお城の屋上にある壁のこと(下記url参照)。しかもその壁に「銃眼」があるということですが、「銃眼」とは、敵を監視したり、射撃するために作られた穴やスペースのことを言います。屋上の壁がちょっと凹型になってへこんでいる部分が銃眼。で、ここから、首を出して「やっほー」なんて呼んでみるのもいいのですが、戦争中であれば何かが飛んできてやられてしまう恐れもあります。「なんだ、ただの飾りじゃないんだ」てなことで、じゃあ、ぼこっと穴だけ開けといたらいいのでは?という考え方もありますが、装飾としても美しい作りになっているのが普通。語源は古フランス語の batillement 「塔」。
http://en.wikipedia.org/wiki/Battlement


 File No. 2265  
gloaming
[lóumi]

夕暮れ

We watched the movie entitled "In the gloaming" last night.
Red leaves looked dark in the gloaming of a late autumn day.

「ああ… 夕暮れだなあ」「今日の晩ごはんは何かな?」「あの山際のオレンジ色と夜の紺色が溶け合うような…」「ビーフシチューなんかもいいな」「あ、枯れ葉よ〜」「焼きイモ食いたいなー」なんてことで、同じ現象を見てもどう感じるかは人それぞれ、あるいは、そのときの気分によって感じ方も違うようです。ということで、詩的な状況でよく使われる「夕暮れ」を意味する単語です。語源は古英語の glomung で、ゲルマン語源の glom 「夕日などが輝く」。たぶん豊かな人生とは、季節の移り変わりにもほんの一瞬「詩」を感じることのできる精神的余裕なのかもしれません。


 File No. 2264  
run-down
[rndáun]

健康を害した、衰弱した、荒れ果てた、要約、減少

He said he was late because his watch had been run-down.
On the first day at the office, she gave me a run-down of the job.

「走れメロス!」「もうだめだ、限界だ、バタン…」ということで、疲れ果てたり、健康などを害して衰弱しているという意味の形容詞。また、「動け!時計」「無理ですってば、電池切れです」など、ネジ巻き式ならネジの巻かれていない様子、あるいは、建物などが荒廃しているという意味でも使われます。その他、名詞として、物事の要点を説明した「要約」、「働きすぎで健康を害しています」「では、他の人と手分けしてやってくれ」「だって、他の人、もう誰もいませんやん」なんてことで、人員などの減少という意味もあります。また、野球での挟殺プレーという意味でも使われます。


 File No. 2263  
virgule
[v:rju:l]

スラッシュ、斜線

To separate alternatives a virgule should be used instead of a dash.
A virgule is known as a synonym of a slash, separatrix or solidus.

句読点のひとつで、その役割は、「ウチのお父さんとお母さんは現在ケンカしていて、家のなかで別居状態( / )です」というわけではありませんが、関連したものを「別ける」という意味があります。また、「じゃあ、お父さんでもお母さんでもどちらでもいいので、呼んできてください」など、「お父さん/お母さん」というふうに複数の選択肢を並べる場合にも使います。同義語には、おなじみの slash をはじめ、solidus, separatrix, stroke などがありますが、solidus は厳密には virgule より若干傾きが緩やかで、数学の分数を表わすのに使います。語源はラテン語の virga 「竿(さお)」の縮小形。


 File No. 2262  
walk-on
[w:kàn/-n]

端役、通行人

He appeared as a walk-on in a famous TV show.
She met a famous producer when she was playing a walk-on role in movies.

「実は私、映画俳優なんです」「え?見かけない顔ですね」「ほら、この映画にも出てますよ、ここ」「え?どこですか?」「もういっぺん巻き戻してください。ほら、ここ」「ほんの一瞬ですね」「ええ、通行人専門です」ということで、目立たない小さな役柄、またはそういった役柄を演じる人のことを言い、たいていセリフもないのが普通です。とは言え、「いや、たかが通行人と言ってもけっこうむずかしいんですよ。あまり気負ってもいけませんしね、もちろん、カメラ目線を意識して、ピースなんてやったらダメですからねえ」ということで、どんなに小さくでも、全体を構成する大切な役割ですね。


 File No. 2261  
spendthrift
[spéndθrìft]

金づかいの荒い人、浪費家、浪費の

He tried to curb his wife's spendthrift habit in vain.
He was such a spendthrift that he was totally broke after two months.

「ご注文をどうぞ」「えっと、店にあるハンバーガー全部ください」「ごいっしょにポテトもいかがですか?」「はい、ポテトも全部ください」「お飲み物はよろしかったでしょうか?」「はい、お飲み物も全部ください」なんてことで金づかいの荒い人、浪費家という意味の単語。お金が余ってしかたないんです、という場合はともかく、借金してまで浪費をするというのはいただけませんね。語源は spend  「費やす」と以前は「財産の蓄え」といった意味の単語 thrift を合わせたもの。ちなみに、現在の thrift の意味は「倹約、節約」ということで、やはり、倹約が大切なようで…。


 File No. 2260  
codex
[kóudeks]

古い写本

They found a codex describing the place where treasures were hidden.
He is an archaeologist and currently working on codices found in in Egypt in 1945.

「お父さん、こんな古い原稿が納屋から出てきました」「なに?"三匹の子ブタ"?懐かしいなあ… これはお父さんが小学校のときに宿題で童話を書き写した、いわゆる"写本"だ」というのではなく、通常は、聖書などの古代のものを指します。特に考古学では、歴史の新事実が発見されるといった重要な資料でもあります。その語源はラテン語の codex 「木の幹」で、古代ローマでは、軽犯罪者がつながれていた木の切り株を意味する caudex の変形。キリスト教の台頭によって、羊皮紙に書かれて閉じられた本を表わすようになったようです。複数形は codices 


 File No. 2259  
guise
[aiz]

外観、様子、見せかけ、ふり

The police in the guise of students were searching around the campus.
They robbed people of their fortunes under the guise of banks.

やはり第一印象は大切ということで、「なんて美しい人なんだ!」「あ〜ら、そうお〜?」なんてことで、「確かに女性でした」「それは、女性のふりをした男性だったのでは?」「ひょっとしたら、女性のふりをしたハーフの人だったのかも…」「うむ、ハーフは普通、女性のふりをするが…」てなことで、○○と見せかけてというときの「見せかけ」という意味。「そんなに大金持ってたら危ないですよ。どれ、私が預かりましょう」「で、あなたは?」「実は、私は、歩く銀行なんです」など、親切に見せかけ悪事を働くなど、やり方がよろしくないですね。語源はゲルマン語源の古フランス語 guise 「やり方」。


 File No. 2258  
plastic
[plstik]

プラスチック、可塑(かそ)性のある(物質)、クレジットカード

Plastic surgery is popular among young people who aspire to be more beautiful.
Australia was the first country to employ plastic banknotes.

日常生活ですっかりおなじみのプラスチック。石油を原料として炭素2個を持つエチレンを重合(いくつもつなぐ)するなどして作られる物質のことですが、本来は、力を加えて変形させることができる(可塑性)性質を持っているという意味。ですから、英語で plastic surgery というと、金型を使って美しいプラスチックの顔づくり… などというのではなく「美容整形」のこと。また、俗語で plastic money と言えば、クレジットカード。また、実際、オーストラリアなどではプラスチック製の紙幣 polymer banknote が使われています。語源はギリシア語の plastikos 「型に入れて作ることのできる」。


 File No. 2257  
personalty
[p:rsnlti]

動産、個人の所有物

Personalty refers to items which are movable and not affixed to the land.
Strong obsession with art is one of his notable personalties.

法律などで、土地に固定した不動産ではなく、動かせる個人の財産(動産)・所有物という意味で使われます。また、日常的な用法では、その人が持つ固有の状態、つまり「性格、個性」にといった意味もあります。動かせる財産と個性が同じ単語というので、自分の性格も動かすことができれば便利かも。「おせっかいな性格なんで、控えめな性格と交換してもらえませんか?」「でも、その性格をリサイクルして"気配りのできる性格"にしたらどうでしょう?」など、物事には二面性があり、やはり、マイナス面を修正して良い「個性」になるというわけです。語源はラテン語の personalitas 「個性」。


 File No. 2256  
supercentenarian; super-centenarian
[sù:prsntrin/sjú:-]

110歳以上の(人)

He has just welcomed his supercentenarian birthday yesterday.
A supercentenarian is someone who has reached the age of 110 years or more.

「おじいさんの若い頃の夢は?」「有名人になりたかったんじゃ」「今からでも遅くないよ。110歳を超えるとニュースで紹介してくれるから有名になるよ」ということで、110歳を超えた人のことをこう呼びます。ちなみに100歳超えた人は centenarian で、それから10年経つと super がつくというわけです。とある調査によると、110歳まで生きる人は100歳まで生きた人の1000人に一人なのだとか。しかし、110歳以上の人の44人に一人が115歳まで生き、110歳の人の2パーセントが後5年の寿命を全うするのだとか。語源は super- 「超える」+  centenarian (ラテン語の centnrius 「100」)。


 File No. 2255  
gouge
[aud]

丸ノミ(で彫った)穴、溝、丸ノミで彫る、くり抜く

She gouged out sprouts from potatoes for cooking.
He was creating wood sculpture using various kinds of gouges.

彫刻などに使われる道具である「ノミ」のうち、刃が丸くなったものを言います。また、動詞として、何かを丸くすくって切り取ったり、彫ったり、くり抜いたりするという意味でも使われます。身近なところでは、ちょっと古くなったジャガイモの芽をくり抜いたり、ところどころカビの生えたお餅などのカビの部分をくるりと取り除いたりといった状況で使うことができます。また、俗語として、誰かを脅して(いけませんね)金品をかすめる、詐欺を働くという俗語としても使います。語源はケルト語源の「突く」という意味の単語から来たラテン語の gubia 「傾斜したノミ」。


 File No. 2254  
cubby
[kbi]

こじんまりした部屋、収納箱

He usually spends his holidays sleeping in his cubby.
He built wall cubbies for their children.

こじんまりとした小さな部屋を言い、家からして「ウサギ小屋」である住宅事情の厳しい日本ならなおさら、サイズは小さくなってきます。「ご飯だからお父さん、呼んできてくれる?」「どこにいるの?」「自分の部屋だと思うけど」てなことで、押入れをするすると開けて、「お父さん、ご飯です」なんてことで、「ああ… この布団、邪魔だなあ、よいしょっと」など言いながら出てくる。「でもお父さんなんか、まだいいよ。ボクなんか段ボール箱だもん」など、さすがに、ここまでひどくはないですね。ということで、押入れ、収納用の箱といった意味でも使います。語源は cubbyhole を縮めたもの。


 File No. 2253  
doughty
[dáuti]

勇猛な、豪胆な

He is a doughty fighter who never fears to die.
For a woman, she is doghty and well-prepared in all kinds of challenges.

勇気、決断力、死をも恐れぬ勇ましさ。まさに、典型的なヒーロー像。ドラマなどでは、例外なく、こういう人物が主人公で、最後まで生き残り人々を助けます。やはり、娯楽の世界ではこうでなければなりません。自己中でずる賢い人間が最後まで生き残り、みんなを犠牲にして… といった話は現実の世界だけで十分。ということで、「勇猛で豪胆な」という意味の単語。ただし、指導力があるかどうかは意味的に含まれていません。勇敢な彼に従った結果、みんなやっつけられて… というのも現実ではありがちで、生きていくのもなかなかむずかしいもの。語源は古英語の dohtig 「強い」。